今回からは、幼児教育の祖とも称せられるフレーベルの教育思想を取り上げます。
太田先生は、テキストで「フレーベルは幼児教育の開拓者として知られているが、むしろ生命教育の提唱者なのである。それは、生命の尊重と畏敬があらためて問われるにいたっている現代において、ふたたび顧みられるに値する内容と水準とを備えている。生命原理にもとづく教育の再編こそは現代の火急の課題であるとすれば、それが何に拠り、どのような体系と展開を持たなければならないか、具体的な教授はどのようになされるかということの重要なモデルを彼の思想は提供している。」と述べています。
幼児期の教育に関心ある方はもちろんですが、震災を経験し、また現代社会における子どもたちの生きづらさを考えるとき「いのち」を育む教育は、さまざまな意味で今日的なテーマであるとも思います。ぜひ、みなさんご参加下さい。
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