年月日 | : | 2011/9/17 |
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投稿者 | : | S さん |
7・2 みんなで語り合いませんか「震災体験から 地域・学校・子どもたちを」の発言から(3)
震災関連死とか、震災で病休に入る先生の話ですが、もうすでに出ていると私は思っています。
一昨日、県南の沿岸部のある学校の事務職員の方が急になくなりました。被災校です。
心筋梗塞で急に朝倒れた。
自宅を出る前ということです。
その知り合いの先生にさっき電話して聞いたら、特に大変で、学校に何回も泊まり込んだりということはなかった方のようですが、過労も原因かといえば原因じゃないかなあと職場では言っているということでした。
一方で、教員以外でも、仙塩の地域の方で、社会福祉協議会のボランテイアセンターに関わっている方が突然亡くなったという話も耳にしています。
昨日、ある方に聞いたんですが、多賀城方面で、仮設に入ったけれども、電気代、エアコン代を出せないためにエアコンをつけないでいて、熱中症で亡くなった方もいる。
だから、そんな話を聞くと、震災関連死は、見えないところでたくさんあると。
そういう方々を私たち、情報をちゃんとつかんで対策を打たないとだめかなという気がしています。
他にも、教員で言えば、本当に避難のさせ方の対応で参ってしまっている先生もいます。
これは、大川小学校だけではありません。
他にも、一時的に参ってしまったというような管理職がいたり、先生がいたりしています。
先ほど兵庫の石本さんがお話されていましたが、先日、兵庫の阪神大震災を経験された小川先生の話を宮城県の3か所で教員向けにやったのです。
そこでは、やはり百日ぐらい経って倒れる先生が続出し、また、2・3年後に震災うつ病になった先生も沢山いたんだよというお話を伺いました。
教師に限らず宮城の人たちは、みんなそういう危険性を持ちながらやっていくということです。
先日も組合では「交代で休もう」というファックスニュースを流したんですが、そういうメッセージを発信していくことが大事かなと。
それも、教師自身のためだけでなくて、子どもたちのためにも。そんな気がしています。