いじめ関連資料
いじめ問題を考えるー【第2部】いじめ問題 文献資料
【太田 直道さんプロフィール】
1946年、大阪府生まれ。1969年京都大学文学部哲学科卒業。1975年名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、名古屋大学文学部助手を経て宮城教育大学へ。現在、宮城教育大学名誉教授。
専門のカント哲学を中心に古代から現代までの哲学・思想に精通し、また文芸から芸能など人間の思索と表現についても造詣が深い。
主な著作に『精神の描きかた 「足もと哲学」への誘い』『揺れる子どもの心』『カントの人間哲学 反省的判断論の構造と展開』『生き方の道徳教育 現代道徳哲学二十講』『人間の時間 時間の美学試論』など多数。
さらに3.11の大震災により人間と現代文明の存在自体が問われるなか人間精神3部作ともいえる『人間精神の哲学史ー震災時代を生きるための哲学ー』『人間教育の哲学史ー人間は何を教えてきたかー』『人間とその術 人間は何を作ってよいか』を上梓する。
今回の『いじめ問題を考えるー【第2部】いじめ問題 文献資料』は、第1部のいじめ考察を行うにあたり、これまでのさまざまな先行研究から参考になると思われる論稿を抜粋・編集したものである。
いじめ問題を考える
-【第2部】いじめ問題 文献資料-
目次
- 尾木直樹『いじめ問題をどう克服するか』(P1)
- 鎌田慧『いじめ社会の子どもたち』(P2)
- 教育科学研究会編『いじめと向き合う』(P3)
- 内藤朝雄『いじめの構造―なぜひとが怪物になるのか』(P5)
- 内藤朝雄『いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体』(P8)
- 森田洋司『いじめとは何か―教室の問題、社会の問題』(P10)
- 清永賢二『いじめの深層を科学する』(P13)
- 加野芳正『なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?』(P14)
- 土井隆義『友だち地獄』(P15)
- 堀裕嗣『スクールカーストの正体』(P16)
- 芹沢俊介『「いじめ」が終わるとき』(P17)
- 別役実+芹沢俊介+山崎哲『「いじめ」考』(P19)
- 森田ゆり『子どもと暴力』(P20)
- 武田さち子『あなたは子どもの心と命を守れますか!』(P21)
- 山折哲雄,柳美里ほか『人はなぜ「いじめ」るのか』(P22)
- 吉田脩二『いじめの心理構造を解く』(P23)
- 吉本隆明「いじめと宮沢賢治」『宮澤賢治の世界』より(P24)
- 佐山佳司「いじめを哲学する―哲学・倫理学からの教育現場へのアプローチ」『北教大紀要』より(P26)
- 東京都教育研修センターHP「いじめの心理と構造」(P26)
- 中井久夫「いじめの政治学」『アリアドネからの糸』より(P27)
- J.L.ハーマン『心的外傷と回復』(P30)
※ 内容は、表紙下のPDFファイルからご覧ください。