安田さんは、フォト・ジャーナリストとしてカンボジアを中心に東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進めるとともに、東日本大震災震災以降は陸前高田市を中心に被災地を記録し続けています。
また、TBSサンデーモーニングのコメンテーターとしても活躍されていますので、すでにご存じの方も多いことと思います。今回の講演を知った方からは《安田さんが来るんだね。講演会、楽しみにしてるよ》と声をかけられたりします。
安田さんは、『3.11を心に刻んで 2013』(岩波ブックレット)で、被災地での撮影について語りながら、「写真に出来ることはとても微力だ。けれども今シャッターを切るということは、失われた命に日々想いを馳せることであり、そして次の世代に残すことなのだ。自分が残している写真が次の世代の命を救う可能性が1%でもある限り、写真を撮り続けようと思う」と結んでいます。
このような想いは、被災地のみならず中東をはじめ、世界各地での写真から読みとることができます。ぜひ、みなさんご参加ください。お待ちしています。
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