ゼミナールsirube 11月例会

日時 2017年11月27日(月)
13:30~16:00
会場 みやぎ教育文化研究センター
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参加費 無料
テキスト 太田直道 著『人間教育の哲学史』
内容

今回から「第10講 19世紀の教育思想」について学びます。テキストの構成は次の通りです。

1.近代産業社会と教育思想
2.ヘルバルトと近代教育学の確立
3.フレーベルの人間教育論

主に「1.近代産業社会と教育思想」を取り扱い、イギリスのチャーチスト運動の中心的担い手ラヴェットやロシアの文豪トルストイの教育思想などをみていく予定です。

前回の
様子

10月例会は朝から台風襲来というあいにくの空模様のなか、お昼ごろには雨風おさまるとの予報をあてに実施しました。
この回で、ペスタロッチ―の教育思想については一区切り。彼の後半から晩年にかけてのテキスト『貧民教育施設の目的と計画』『民衆陶冶と産業』『基礎陶冶の理念に関する見解と経験』『人間陶冶に関する聴覚の意義』『基礎陶冶の理念について レンツブルク講演』『白鳥のうた』の抜粋資料をもとに、民衆教育(労働者教育)を謳う彼の教育思想のベースにある、人間教育としての全面的発達を志向する基礎陶冶、母の愛による教育とキリスト教の教え、「聴覚」を出発点とする言語教育論、ルソーの自然主義に対する彼の継承と批判などをみていきました。