◇第1部 全体会(13:30~14:30)
授業づくりのセンスを磨くpart3
提案 春日 辰夫(前・研究センター所長)
授業は、子どもが教材である物語と出会うこと。そして教師は、授業の中で改めて教材と、そして子どもたちと出会いなおすこと。そのためには、まず授業以前に教師自身が教材である物語と出会うことが大切です。
教師が教材と出会うために、物語のどのような言葉や文章に気をつけて読んだり、考えたりすることが大切なのか。第2部で取り上げる「ヒロシマのうた」、「木竜うるし」にも触れながら、その勘どころや目のつけどころについて話をします。今まで気づかなかった教材の魅力が見えてくるかもしれませんよ。
◇第2部 授業づくりを味わう(14:40~16:30)
~『ヒロシマのうた』『木竜うるし』をもとに~
卒業を前にした6年生最後にふさわしい教材の1つが「ヒロシマのうた」ではないでしょうか。教師と子どもたちが教材とじっくり向きあい取り組みたいものです。一方4年生の教材「木竜うるし」は、戯曲作品です。4年生の子どもたちのなかにも似た関係がありそうです。そんな子どもたちの関係とも共鳴しながら、きこりの権八と藤六の楽しい言葉のやりとりやリズムを楽しめる作品です。
実は、昨年の講座でも同じ2つの作品を取り上げています。今回は、昨年参加くださった方に授業をしてみてどうだったのかなどの話題も提供してもらいながら、授業づくりの話し合いをしたいと思っています。
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