【3月号】
特集1 3・11から10年
特集2 ジェンダー平等教育をすすめるために
特集1のとびらには「東日本大震災・福島原発事故災害(3・11)からもうすぐ10年となる。10年をむかえるにあたり、被災地の子どもたち、学校・教師・地域の人びとの、これまでの様子をていねいに紹介し解決すべき課題を提示したいと考え、特集を組んだ」と述べられている。特集の一つとして、宮城の学校現場で働く教師・養護教諭による座談会も組まれている。福島、岩手からの報告も含め被災3県の取り組みから、これまでとこれからの教育の課題を考え合いたい。
特集2は、ジェンダー平等教育を取り上げる。つい先だってのJOC臨時評議会での森元首相の発言に限らず、女だから男だからという意識や発言はさまざまなところで聞かれる。と同時に、そういう意識や思いを醸成し現実的に支える社会的な制度や仕組みも存在している。またコロナ禍のなかで一人親家庭の経済的な問題や本来は安心で親密な場であるはずの家庭や恋人間におけるDV、多様な性のあり方とその理解と社会の形成など、性と生をめぐる課題は山積している。
特集では、小中高での実践が報告されている。それらの実践や論稿から私たち自身の性と生、社会のあり方について考え合いたい。
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