【5月号】
特集1 コロナと教育と民主主義
特集2 教科研の教育学入門Ⅱ
コロナに関わる特集は、昨年の「コロナ一斉休校と子ども・教育」(8月号)、「コロナ禍と教育—その危機と希望—」(11月)、今年に入っては「コロナ禍で問われる学校の役割」(2月号)、「コロナ禍での挑戦を新年度の学びに」(4月号)があり、今回で5回目になります。コロナは私たちの健康と保健衛生の問題・課題だけでなく、私たちの生き方や社会のあり方に大きな問いと課題を投げかけています。もちろんそこには、これまでの教育とこれからの教育への問いがあります。
5月号の特集1は、民主主義に焦点を当てた特集となっており、巻頭には、東大の宇野重規さん(政治思想・政治哲学)のインタビュー「コロナ禍で民主主義の未来を展望する」が組まれ、また高校生たちによる座談会「コロナ禍の学校で民主主義を志向する」など、多彩な内容となっています。
特集2は、今年の2月号の後編となります。教科研委員長経験者である田中孝彦さん、佐貫浩さん、そして現委員長の佐藤広美さんの3人が、戦後教育の事実と実践に寄りながら、その中で教科研における教育学研究は何を問い探求してきたのか、ご自身の研究の歩みにもとづいて論じます。
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