【講師】窪島務さんプロフィール
教育学・障害児教育を専門とし、読み書き障害（ディスクレシア）を中心とする発達障害の理論的・臨床的研究に取り組む。また滋賀大学の支援を受けた「NPO法人SKCキッズカレッジ」で発達障害の相談と学習指導に取り組んでいる。
主な著書：
『発達障害の教育学』文理閣､2019．『教育の危機か教育学の危機か』地歴社､1996．

みなさんの学級・学校に、登校できない・しない子、教室ですわっていられず立ち歩く子、ちょっとしたことで大声を出し、暴れ、友だちやモノにあたる子、平穏に授業を受けているようだけど実は学習内容がわからず困っている子･･･そんな子どもたちはいませんか？　そうした子たちのいる学級では、どんなカリキュラムに基づいてどんな学習指導や集団づくりをしているでしょうか？
また通級や特別支援学級、「ステーション」や「学び支援教室」などと呼ばれる学級では、どんな教育指導をしているのでしょうか？　そうした教室・学級を担当している先生たちはどんな「困りごと」や悩みをかかえているでしょうか？
そうした子どもたちのいる学級・学校で「全ての子どもにたしかな教育を」するためにどうしたらよいか、制度的問題と臨床的・実践的課題について話をしていただきます。