センターつうしん No.89

教育は子どもたちのいのちを守り・はぐくむ営為であり、学校はその教育を担う中心のはずですが、震災や最近のいじめ自死など、学校という場で尊い子どもたちのいのちが奪われる悲しい事態が起きています。
今回は、子どもたちのいのちをめぐり今日の教育・学校の何が問題であり、また課題となっているのか、前代表の中森と現代表の数見で対談し考え合いました。
一方、様々な教育や子どもの成長をめぐる困難が指摘されるなかにあって、たくましく未来に生きていこうとする若者たちの取り組みや姿もあります。そのような若者たちの取り組みについても報告します。ぜひお読み下さい。

目次
タ イ ト ル 著  者 P.
ひと言 安達 喜美子
対談 子どもの命を原点に今日の教育課題を問う 中森 孜郎 数見 隆生
教育時評
教育論なき働き方改革 神谷 拓 11
3・11から6年 青年たちは今
未来を拓く 藤岡 しほり 12
震災と私 小山 綾 15
F プロジェクト活動に参加して 阿部 花映 17
私の出会った先生20
私たちの礎、久保健先生 渡辺 孝之 19
子どもと学校
縦の糸と横の糸~「金曜日の作文」を通して~ 千葉 早苗 20
相談センター報告 第11回
「切り絵」制作を通して学ぶ~アゲハからの出発~ さとうゆきこ 22
おすすめ映画
これもアメリカ映画「ネブラスカ」 加藤 修二 24
センターの動き 24