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センターつうしん No.94
特集のサブタイトルに「センターつうしん93号を読んで」とあるように、今号では、前号(93号)の鈴木大裕さんの講演「日本の教育はどこに向かっているのか」を受け、はたして宮城は?ということから教職員、保護者・市民それぞれの立場から宮城の教育の現状と課題、そして思いなどを語っていただきました。
また教育時評では、様々に語られ広がりをみせる「いのちの教育」の「いのち」とはどのようなものなのか。イメージ先行ではなく、教育史の中における「いのち」の扱われ方なども踏まえて考える必要性を提起しています。
「子どもと学校」での「スイミー」の授業記録や相談センターの「日々の願い」は、子どもたち・若者の具体的な学びの様子や育ちの姿を通して授業のあり方や大人としてのかかわり方を問いかけます。
「出会い」がひとを結び育てる。「3・11から8年」や「わたしの出会った先生」、それぞれの文章がその稀有な出会いの不思議さと大切さを語りかけます。
目次
タ イ ト ル | 著 者 | P. | |
---|---|---|---|
ひと言 | 高橋 正行 | 1 | |
特集 宮城の教育はどこに向かっているのか | |||
~センターつうしん93号を読んで~ | |||
学力テスト体制と現状 | 鈴木 吉雄 | 2 | |
想像し、創造する自由が保障される学校に | 堀籠 拓 | 4 | |
保健室で子どもを支える | 佐藤 日和 | 6 | |
教職員評価と賃金~宮城の現状と課題~ | 笹川 聡 | 8 | |
学力向上のための宿題というけれど・・・ | 橋本 由美子 | 10 | |
親から見えた学校の姿 | 松田 悦子 | 11 | |
授業とスタンダード | 田中 和子 | 12 | |
みんなが幸せになれる教育と社会をつくるために | 本田 伊克 | 13 | |
おすすめBOOK | |||
太田堯・中村桂子 著『百歳の遺言 いのちから「教育」を考える』 | 15 | ||
教育時評 | |||
今日の子ども・学校と「いのちの教育」を考える | 数見 隆生 | 16 | |
子どもと学校 | |||
「書きたい。」だから、書く | 小野寺由美子 | 18 | |
3・11から8年 | 阿部 美弥子 | 20 | |
わたしの出会った先生25 | |||
どやちゃん。小さな青空 | 土屋 聡 | 21 | |
相談センター報告 第16回 | |||
日々の願い | 金谷 光子 | 22 | |
おすすめ映画 | |||
「タクシー運転手」「1987 ある闘いの真実」 | 加藤 修二 | 24 |