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別冊20号 子ども 教育 文化

待ちに待ち、恋焦がれていた1年生担任の芳賀さんの実践記録です。A君を中心にしながら子どもたちも先生も、そして保護者も共に育っていく姿が感じられます。

「わたしの出会った子ども」では、映画「24の瞳」や「人間の壁」が心に浮かんだり、教師というのは子どもたちに育てられるものなのだなあと思ったり。浅井さん高橋さんそれぞれの、子どもたちとの関わりが眼に浮かんできます。

「宮城の教師3」では、八島正秋さんを特集しました。執筆いただいたそれぞれの方の文章からは、まさに八島さんが表題のごとく”子どもと授業に生きた” 教師であることを感じます。と同時に、その八島さんの意思や姿勢は、今の算数・数学サークルのみなさんにしっかり継承されていることもみえてきます。

目次
タ イ ト ル 著  者 P.
1年生 今日も元気いっぱい 芳賀 淳志
わたしの出会った子ども
海辺の小さな小学校の子どもたち 浅井 時子
先生、勉強しなさいね 高橋 恵美子
宮城の教師3 子どもと授業に生きた教師 八島正秋
◆第1部 同時代の仲間から
八島さんから学んだもの 門真 隆
いい学校は、いい授業でしかつくれない 春日 辰夫 11
◆第2部 算数・数学サークルの仲間から
サークルの継承・発展の礎 林 由貴 13
面積の授業づくり 高橋 建 14
子どものつまずきから探り続ける 阿部 誠喜 16
面積の授業との出会いの中から 佐々木 光一 17
教科教育の未来を描くために 林 和人 19